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2012.03.24

「逃亡者おりん2」 第10話 美濃八幡、血に染めて

 ついに八幡藩に辿り着いたおりんと誠之助。辛うじて百姓たちの暴走を止めた二人は、庄屋の弥兵衛とともに筆頭家老・水谷のもとに向かうが、剣草の襲撃に対し、弥兵衛は二人を行かせるため単身残って命を散らす。剣草が水谷の命を狙うことを悟り屋敷に急ぐ二人は、ついに水谷に念書を渡すが、そこに剣草拾ノ刺客・毒空木が襲いかかる。おりんと誠之助、水谷は苦戦しながらも毒空木を倒し、ついに脇田の罪が裁かれることとなるが…

 いよいよ最終回一話前、新月の晩も目前となった今回。夜通し歩きっぱなしでグロッキー気味でも頑張る誠之助と、そんな彼を何となく良い感じで見つめるおりんの二人も、ついに藩の領内に辿り着きますが――
 そこで襲いかかる脇田配下の藩士たち。二手に分かれて逃れた二人ですが、誠之助は崖から転落して気絶してしまいます。

 一方、藩の百姓たちの怒りは爆発寸前。弥兵衛の制止、そして辿り着いたおりんの言葉も空しく一揆を決行しようとしますが…そこに何とか意識を取り戻して辿り着いた誠之助の言葉と、念書を奪った百姓(に化けた剣草)を容赦なくぬっ殺したおりんさんの行動に、ようやく落ち着きます。

 そして水谷のもとに向かうことになったおりん・誠之助・弥兵衛。妹のおみねの運命を悟りつつも、全てが終わってから弔いの杯を交わそうと、弥兵衛が微妙にフラグを立てた次の瞬間、彼の胸に矢が!(早っ)
 そこで誠之助は矢をすぐに引っこ抜くという信じられない行動に。おかげで(?)血が溢れだし、死を覚悟した弥兵衛は、二人を先に行かせて単身剣草の刺客の前に立ち塞がり、無数の矢を受けて斃れるのでした。

 悲しむ間もなく、脇田側の最後の手段として水谷を殺すことがあると気づいたおりん。果たして屋敷には既に毒空木率いる剣草が乱入、次々と藩士たちが斃されていきます。
 屋敷の周囲に結界が張られていることに気づいたおりんは、裏手から潜入。水谷に念書を渡すことに成功するのですが――

 その時、その場に居合わせた水谷の娘の胸から飛び出す血塗れの刃。ついにここまで辿り着いた毒空木の仕業であります。
 下忍たちに取り囲まれてしまうおりん。一方水谷(と誠之助)は、怒りに燃えて自ら槍を手に立ち向かうのですが、さすがに毒空木相手に敵うわけもない。
 毒空木の長巻が水谷に振り下ろされんとしたとき――後ろから長巻に巻き付く手鎖。下忍たちの群れが崩れ落ちたその中から現れたその姿こそはレオタード!

 が、戦闘スタイルのおりんであっても毒空木は強敵。石突きの強烈な一撃で悶絶したおりんが戦闘不能と見て水谷を襲わんとする毒空木ですが、そこに誠之助が割って入ります。そしてその隙に後ろから「手鎖御免!」
 さらに水谷の怒りの刃がとどめを刺すのでした。

 そして夜――ついに行動を開始する百姓たち。そして脇田の屋敷を訪れる剣草首領・鳥兜幽玄…
 水谷の報により脇田を捕らえるべく駆けつけた目付が見たものは、何者かに殺害された脇田。果たして何が…
 そして、運命の新月(というかどう見ても皆既月食)。


 というわけで、ラスト一話前に敵も味方も多大な犠牲を出しての流血戦。ほとんどここまでくると誠之助が主人公で、おりんはサポート役に徹した感がありますが…
 しかし、黒幕のはずの脇田が殺害され、果たして最終回に何が待つのか。真の黒幕として不死身のあの人がいたりしたら最高なんですが…それはさすがにないだろうなあ。


今回の剣草
毒空木

 長巻を得意とする剣草拾ノ刺客。剣草の副将格で、常に鳥兜幽玄の側に仕える。
 念書が水谷の手に渡るのを防ぐため、水谷抹殺を目論み、下忍を率いて屋敷を襲撃。水谷の娘をはじめとして多数を殺傷したが、おりん・誠之助・水谷の三人がかりの攻撃で仕留められた


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