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2012.10.29

11月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 実に恐ろしいことですが、今年も残すところあと二ヶ月余り。何だか急に年の瀬が目の前に来たようで愕然といたします。さて、今年の時代伝奇アイテム発売スケジュールも、あと2回となりましたが、しかしそれにもかかわらず11月の時代伝奇アイテム発売スケジュールは実に寂しい状況。個々の作品は楽しみなものばかりなのですが…

 さて、文庫小説のほうでは…少し前に「家康の暗号」が文庫化された中見利男の暗号シリーズ最新作「天海の暗号」が登場。今度は何を解き明かしてくれるのか、主人公はやっぱりあの二人なのか、色々な意味で楽しみな作品です。

 そして、おそらくは「御庭番宰領」シリーズとして9月の発売予定に入っていたのが延期となっていた大久保智弘「白魔伝(仮)」も気になるところ。主人公の運命が変転しすぎて本当に心配になるのでそろそろ安心させていただきたいのですが…
 もう一冊、二ヶ月に一回刊行の越水利江子「忍剣花百姫伝 4 決戦、逢魔の城」も中盤のクライマックスに期待です。

 一方、江戸怪談ファンにとって見逃せないのが、この分野では第一人者の須永朝彦「江戸奇談怪談集」! ちくま文庫なのでお値段は普通の文庫の2,3冊分ありますが、しかしこの方の本を文庫で手にすることができるのは、まことにありがたいことです。


 さて、漫画の方では、密かに時代(伝奇)ものが多いCOMICリュウから新登場の(原作付き)作品が2作品。
 今年は漫画化づいている宮本昌孝の名作を東冬が漫画化した「大樹 剣豪将軍義輝」、絵にしてみると色々何で驚いた高橋由太原作・亜沙美作画の「雷獣びりびり 大江戸あやかし犯科帖」、どちらも原作読者としては大いに気になる作品であります。

 原作付きと言えば、連載が進むにつれ、どんどん色々な意味で不穏な方向に内容が展開していった森秀樹&南條範夫の「腕 駿河城御前試合」も、11月発売の第4巻で完結。やはり駿河城御前試合からは何の魔力が出ているのか…

 その他、個人的には大いに推しているタイトルの一つである杉山小弥花「明治失業忍法帖 じゃじゃ馬主君とリストラ忍者」も最新巻の第3巻が登場。一見軽めのタイトルですが、内容はかなりしっかりしてヘビィな明治ものであります。

 また、幕末ものではK STORM&山口頼房「ドラゴンエフェクト 坂本龍馬異聞」と、すたひろ「幕末ヱイリアン」の2作品の第1巻が発売。
 龍の珠を探しに行ったりエイリアンと出くわしたり、龍馬も相変わらず忙しい…


 最後に中国ものの単行本ですが、月末に仁木英之「千里伝 乾坤の児」と丸山天寿「邯鄲の誓 始皇帝と戦った者たち」が発売されるのに注目。
 「千里伝」はシリーズ完結編ですが、果たして前巻のあのヒキからどう終わらせるのか!? そして「邯鄲の誓」の方は、同じ作者のあのシリーズとの関連があるのか、気になるところであります。



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