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2012.12.26

「浣花洗剣録」第9集/第10集 盟主の最期と新たな波瀾

 「浣花洗剣録」も全体の1/4、第9集はまだまだ大臧と赤鬆道士の対決を引っ張りますが、第10集ではその結果を受け、人間関係がさらにややこしく動いていくこととなります。

 妻を失って豆腐メンタルとなった赤鬆を心配する候風。一度自分が受けた大臧の燕返しをコピーして見せるなど、対策に協力したものの、これを赤鬆が破れないと見るや、決闘回避に向けて動き出します。
 金祖揚には代役を頼むも断られ、晴空大師にはフクロにしようと持ちかけて窘められ、脱塵に大臧説得を依頼するも彼女は珠児に恋のアドバイス(というか応援)をしたに留まり、結局自分が説得しにいっても挑発するだけで終わり――役に立ちません。

 ちなみにこの中で注目は、金祖揚の秘密。実は数多くの宝剣が眠る「剣閣」を守る「剣奴」なる存在に代々仕える金一族は、武林の争いに関わってはならないという掟が…というのですが、これは今後の伏線でしょう。
 宝剣と言えば、赤鬆の持つ「赤霄」は、武芸大会の開催とともに晴空に託され、晴空は一足先に武当山を去るのでした。

 そしてついに余人を交えず激突する大臧と赤鬆――一見互角に見えた戦いながら、密かに盛られた毒の影響で弱っていく赤鬆。それにも気づかぬ大臧の燕返しがついに赤鬆を貫く! と思いきや、さすがは赤鬆も武林の盟主、それでも屈せずになおも戦おうとするのですが…ここで適当にあしらわず、正面から受けて立つのが蓬莱武士(というか宝剣の在処を吐かないので)、大臧は激闘の末、ついに赤鬆に止めをさすのでした。

 そして、あまりに遅い赤鬆の帰りに探しに来た候風たちが見たのは、死力を振り絞ったのか、決闘場から離れた場所に倒れた瀕死の赤鬆。彼は「霊…猫…撲…兎」と謎の言葉を遺し、帰らぬ人となるのでした。初めて彼を父と呼んだ奔月の「二度も私を捨てるの!?」という叫びも空しく…

 と、妻の傍らに葬られた赤鬆ですが、そこにやって来たのはかつての白三空の弟子であり、その死後に武当派に入った武術家・胡不愁。赤鬆が大臧に討たれたことを知った彼は、二度までも師を殺した大臧に怒り心頭、一門を率いて彼を追うことに。
 そんなこともつゆ知らず、珠児が待つ家に(この家、門もあるそれなりにちゃんとしたものなのですが、どうやって手に入れたのか…)帰ってきて、傷ついた心身を癒していた大臧。仲良く夕飯を食べていたところにいきなり火矢を射かけられてピンチに陥りますが、そこに駆けつけたのは木郎と脱塵。

 四人でひとまず逃れたものの、木郎が身を寄せていた丐幇に彼の出自がばれ、今度は武当派と丐幇に追われる羽目に。ここで敵の群れの前に孤剣を担いで飄然と現れる大臧が格好いいのですが、上段から襲う彼の刀を棒で受ける丐幇の長老…と思ったら棒はスッパリ切れて長老頭に刀グッサリという展開は、ほとんどギャグの呼吸でありました。

 それはさておき、カップルに分かれて逃走する二組ですが、後に残った木郎と脱塵が追い詰められた時に颯爽と助けに現れたのは、とっくに死んだと思っていた脱塵の部下・史都将軍。いつの間にか火薬まで仕込んだ荷車を用意した将軍は、追っ手に向かって車を転がし、火矢を放って大爆発! 武術家と軍人の違いを見せつけられた思いであります。

 さて、ひとまず逃げ延びた三人ですが、木郎は将軍の白水宮に入ってはという説得も聞かず、脱塵も任務を放棄してはという将軍の言葉を聞かず、微妙な雰囲気に。
 そして脱塵と将軍が話している間、謎の忍者ルックの一団と会っていた木郎。そこに襲いかかった丐幇を軽く皆殺しにした一団の正体は、明朝の特務機関・錦衣衛!? ということは、彼らと会っていた木郎は…?(こうしてみると、青木幇の残党と顔を合わせたがらなかったのも、怪しく思えます)

 と、疑惑の残るものの、脱塵には優しい木郎。しかし度重なる武当派の攻撃(宙に投げた縄が網に変化するという面白集団戦法)の前に、捕らわれてしまうのでした。
 一方、大臧と珠児も追っ手に追い詰められるのですが、そこに現れたのは白水宮の王大娘。大娘は、二人を白水宮に連れて行くのでした(が、白水聖母に情に流されるなと怒られる)。


 と、今回あまり触れなかった方宝玉は、ようやく候風から父母の話を聞くのですが、候風が白艶燭と霍飛騰のなれそめから話し始めたせいか、ようやく二人が結ばれたところで邪魔が入り、話は中断。
 ここまで聞いたら、自分が霍飛騰の子だと勘違いするんではと不安になります。本当に候風は当てにならないな…


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関連サイト
 公式サイト

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