« 「風の王国 5 渤海滅亡」 一つの滅び、そして後に残るもの | トップページ | 「新・水滸伝」第5巻 そして路線対立の果てに »

2013.02.24

3月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 まだまだ寒い日が続きますが、2月もあっという間に終わり、早3月、春も目前。時代伝奇アイテムの方は、なかなかのラインナップだった2月に続き、3月もかなりの豊作で、気持ちが明るくなります。というわけで、3月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 文庫小説の方で何と言っても驚かされるのは、風野真知雄の「続・妻は、くノ一(仮)」。「妻は、くノ一」はドラマ版も放送開始目前ですが、しかしあれだけきちんと完結した原作に続編? と思いきや、正編よりも前のお話、流行り(?)の言葉でいえば、プリクウェルのようです。ちなみに「妻は、くノ一」は、先日連載開始したばかりの黒百合姫による漫画版も、早くも第1巻が発売されるようです。

 その他の新作では、いよいよ新章突入の瀬川貴次「鬼舞 見習い陰陽師と呪われた姫宮」、期待通りのしかし想像以上に早いシリーズ続巻、希多美咲「写楽あやかし草紙 花霞のディーバ」、早いものでシリーズ第4弾の上田秀人「妾屋昼兵衛女帳面」、そして待望のシリーズ第2弾の小松エメル「蘭学塾幻幽堂青春記シリーズ(仮)」、そして澤見彰の妖怪時代小説「もぐら屋化物語 用心棒は迷走中」と、かなりバラエティに富んだ印象です。

 文庫化の方では、先月から小学館文庫で刊行が始まった山田風太郎短編集の第2弾「斬奸状は馬車に乗って」。第1弾もトラウマものの作品が幾つも収録されておりましたが、おそらくこちらも…(というより表題作が既に)。
 その他、いよいよ全7巻のラスト一つ前の越水利江子「忍剣花百姫伝 6 星影の結界」、現時点ではシリーズ最新作の京極夏彦「西巷説百物語」、そして角川文庫に移籍!? の佐々木裕一「京嵐寺平太郎 もののけ侍伝々」が気になるところです。


 漫画の方はシリーズの続巻がメインですが、発売が一ヶ月ずれた睦月ムンク「陰陽師 瀧夜叉姫」第2巻、快作「風魔」の漫画版のかわのいちろう「戦国SAGA 風魔風神伝」第2巻、異色の妖怪絵師コミック、佐伯幸之助「アダンダイ 妖怪絵師録花錦絵」第2巻、アクション描写のキレが想像以上のhakus「伏 少女とケモノの烈花譚」第2巻、回向院の茂七ものの漫画化の的場健「回向院の茂七 ふしぎ江戸暦」と、「アダンダイ」以外は全て原作ものというのがちょっと面白いところではあります。

 しかし漫画の方で最も注目したいのは、バイオレンス時代漫画の金字塔、森田信吾の「明楽と孫蔵」の登場。おそらくはコンビニコミックでの再版ですが、再版されていなかったのが信じられない名作だけに楽しみですし、きちんと全話刊行していただいたいものです(そして、単行本が未完の「御庭番 明楽伊織」の方も…)

 おっと、数ヶ月に一度のお楽しみ、「お江戸ねこぱんち」も第6号が刊行されます。


 映像作品の方では、映像化された自体が奇跡的なのではないかと感じてしまう、ジョージ秋山原作の「アシュラ」がやはり気になるところであります。



|

« 「風の王国 5 渤海滅亡」 一つの滅び、そして後に残るもの | トップページ | 「新・水滸伝」第5巻 そして路線対立の果てに »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13655/56827201

この記事へのトラックバック一覧です: 3月の時代伝奇アイテム発売スケジュール:

« 「風の王国 5 渤海滅亡」 一つの滅び、そして後に残るもの | トップページ | 「新・水滸伝」第5巻 そして路線対立の果てに »