« 「くるすの残光 いえす再臨」 激突する神の子と神の子 | トップページ | 「たたり岩 もののけ侍伝々」 最大のクライマックス、しかし… »

2013.06.05

「浣花洗剣録」第25集 正邪決戦開始…いきなり勝負あった?

 本当に呆れるくらいに間が空いてしまい恐縮なのですが、久々の「浣花洗剣録」感想であります。武林を二分する正派と魔教の戦いもいよいよ正面衝突。ほとんど望まぬままにそこに巻き込まれた主人公たちの運命は…

 武林制覇を狙う白三空と王巓の陰謀により少林派と武当派はその勢力を大幅に減じ、さらに呼延大臧と白宝玉の決闘のどさくさの間に、正派の頭首にまでのし上がった王巓は、白水聖母率いる魔教・五行教を攻め滅ぼさんと企みます。
 もっとも、微妙に…どころではなく考えに溝がある王巓と白三空。王巓が単純に権力と名声を求めているのに対し、白三空は武林に大乱を起こして、武芸者を全滅させようとしているのですから、むしろ手を組んでいる方が不思議なのですが、まずは魔教を滅ぼすまでは…ということなのでしょう。

 その野望に巻き込まれた魔教側は、火魔神が裏切り、戦力的には明らかに劣勢。白水聖母は先代の聖母の亡骸に祈り、奔月は母のように慕うようになった聖母への加勢を決意し…そして候風は、奔月のためにやむなく…というより、愛する白艶燭の行方を知る聖母をまもるために加勢することになります(といいだけでもかなりどうしようもない感じの候風ですが、聖母=艶燭と気づかないのがさらに…)
 そして若人側では、木郎神君と脱塵郡主は、死闘を前になんだか新婚初夜のような感じに…ひとんちまできて。一方、恋人と引き離された大臧君はほとんど出番なし。

 そしてついに始まる決戦。火魔神の案内で一気に白水宮に乗り込んできた正派側に対し、魔教側は身を隠して待ち受け、水中から毒蛇を放つという奇策で正派の戦力を削ぎにかかります。その混乱に乗じて始まる乱戦――魔教側は、個々の戦力は達人クラスですが、しかしいかんせん多勢に無勢。奔月を助けるために、候風のアシスタントのお姉さん×2が犠牲に…

 と、そこに援軍を連れて駆けつけたのは、史都将軍であります。いつも脱塵を見守って、ピンチの時に現れるワイシャツ将軍の出番だ! と思いきや、こちらも出番を待っていた白三空のマップ兵器のような琴攻撃で援軍いきなり全滅。
 形勢不利と見て撤退する魔教側ですが、ここで木郎が、相手の攻撃をかわすふりをしながら、相手の武器で、隣で戦っている史都将軍を一撃! …さすがにこの展開は予想外でしたが、確かに木郎は、錦衣衛と接触するなど実にうさんくさい人物ではあります。脱塵への想いは本物ではないかと思いますが、史都将軍は木郎に疑いの目を向けていたこともあり――いや、惜しい人を亡くしました。

 などとやっている間に魔教側で生き残ったのは白水聖母と候風、奔月、脱塵のみ。大臧はなぜか白水宮の外に逃げた末に追いつめられ、いつもの崖からスタイリッシュに投身――まあ、誰かが拾ってくれると思いますが。木郎も逃げ延びたとのことで、メインキャラはほぼ残ったものの、もはや彼らの命も風前の灯火としか言いようがありません。

 それでも秘密の抜け穴から沈香谷なる禁断の地に逃げ込んだ聖母たち。毒ガスが吹き出すこの地を、ガスを中和するという葉を口にして通り抜けた一行ですが、さてここからどこに行こうというのか。
 そして、王巓たちがこのまま引き下がるはずもなく…いよいよ状況は混沌とするばかり。残り約三分の一、果たして誰が滅び、誰が生き残るのか――今が一番重苦しい時と思いたいところです。


関連記事
 「浣花洗剣録」登場人物&感想リスト

関連サイト
 公式サイト

|

« 「くるすの残光 いえす再臨」 激突する神の子と神の子 | トップページ | 「たたり岩 もののけ侍伝々」 最大のクライマックス、しかし… »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13655/57512837

この記事へのトラックバック一覧です: 「浣花洗剣録」第25集 正邪決戦開始…いきなり勝負あった?:

« 「くるすの残光 いえす再臨」 激突する神の子と神の子 | トップページ | 「たたり岩 もののけ侍伝々」 最大のクライマックス、しかし… »