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2013.09.23

「浣花洗剣録」第40集(その一) ついに並び立つ兄弟剣士!

 さて、長きにわたった「浣花洗剣録」もついに最終回。果たしてあと一話で本当にまとまるのか、大いに心配ではありますが、血で血を洗う死闘の末、物語はついに大団円を迎えることとなります。まずは前回ラスト、木郎神君の掌打をまともに受けた金祖揚ですが…

 木郎の掌打に深手を負い、すでに反撃する力もなく、錦衣衛の総攻撃の前に膾斬りとなってあえなく散った金祖揚。木郎はその形見ともいえる水筒を手に、呼延大臧のもとを訪れます(意外と行ったり来たり自由)。
 そこで三日後の総攻撃を通告する木郎ですが、大臧に対して、義兄弟になったのはお前を利用するためだから勘違いするな、と言ったと思えば、次には義兄弟のよしみでお前は逃がしてやってもいいと言ったり…なんですかこの絵に描いたようなツンデレは。まあ、部下には嫌われてそうだし、友達少なそうだし、やっぱり寂しかったんですね木郎君。
 しかし大臧はそんな人情の機微を理解できるはずもなく…

 と、そこに高楼で白三空が待っているという知らせに戻った木郎。その前で白三空は、悠々と琴をかき鳴らします。あの、かつて少林寺の晴空大師をも倒した魔の音を!
 王巓の死や白艶燭との再会を通じて、ようやく己の過ちを悟った白三空。彼は己の手で木郎を討とうとするのですが…しかし彼の力は想像以上、不可視の音の刃をあるいはかわし、あるいは弾いて白三空を追いつめます(そしてあおりをくって崩壊していく高楼)。
 もともと身につけた軟蝟甲によって無敵の防御力を誇る上に、いつの間にか習得していた混元神功により、攻撃力もけた違い。ついに真っ向から一撃を食らった白三空は血反吐を吐いて吹き飛ばされ…

 まさかそのまま吹き飛ばされたわけではありますまいが、次のシーンでは艶燭や方宝玉、大臧らに囲まれていた白三空。いまわの際に彼が言い残したのは、あの婚礼の晩、結局宝玉と珠児の間には何もなかったということ…って、その場に隠れてたのかあんたは!?(と作中でもツッコまれる)
 しかし何はともあれこれで最後のわだかまりも解け、あとは木郎との決戦のみ――

 そして三日後、侯風に女性たちを任せて先に脱出させた宝玉は、ただ一人木郎の待つ高楼へ。そして始まる達人同士の激闘の中、はっと気づけば高楼の床が崩れ落ちます。その下にいたのは、もちろん長刀を掲げた大臧――下から長刀を振るって柱を切り倒すという荒技を見せた大臧は、ひらりと舞って宝玉と並んで立つと、我ら兄弟宣言! こないだは仏頂面していたのにえらい違いですが、しかしそれぞれの得物を手にすっくと並び立った両雄の姿は文句なしに格好良い! 我々も待ちに待っていた瞬間であることは間違いありません。
(しかしこの兄弟宣言、木郎の義兄弟云々への強烈なカウンターにも見えます)

 そして始まる二対一の決戦、あまり卑怯に見えないのは、これは見せ方のうまさでありましょうか。そして宝玉が木郎と戦っている間に大臧は久々の燕返しの始動モーション。溜めの時間が弱点っぽいこの技の欠点を補うナイスコンビネーションであります。
 そして放たれた燕返し。しかしその切っ先は木郎の軟蝟甲に阻まれ…(と、これは二人の初対面の時と同じ展開ですね)が、ここで宝玉が大臧の長刀の柄に掌底を当てて力を合わせる! これまた見事な合体攻撃!

 …というところで、長くなりますので次回に続きます。


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