ブログ記事で振り返る2013年(前編)
2013年も残すところあと2日。おかげさまで今年も一年間欠かすことなくブログを更新できそうです。そこで、今日明日と今年最後の更新として、今年一年間のブログ記事を眺めつつ、一年間を振り返ってみたいと思います。
まず一月、年の始まりは劇団☆新感線の「ZIPANG PUNK 五右衛門ロックⅢ」観劇から。(記事その一/その二)
五右衛門ロックシリーズはこれまでも全作見てきましたが、今回は舞台を日本に移して古田五右衛門の大活躍を楽しむことができました。
が、個人的にはちょっと不満が残る内容で、いきなりこうるさいオタク全開で申し訳ないことですが…
二月に刊行されたのは、「無限の住人」最終巻(紹介は三月の記事ですが)。描くべきものを描き尽くした、まさしく大団円と言うべき内容でした。
ほぼ連載開始から読み続けてきただけに、個人的にも感無量。正直に申し上げて不死力解明編(で凜たちが江戸城に突入するまで)は本当に辛かった…という印象が強いのですが、その後の盛り上がりは、剣戟描写といいドラマといい、それを補って余りあるものであったかと思います。
三月で特筆すべきは、廣済堂モノノケ文庫の刊行開始でしょう。澤見彰の「もぐら屋化物語 用心棒は迷走中」を第一弾とするこのレーベルは、いわば妖怪時代小説や時代ホラーの専門レーベルです(現代を舞台とした実話怪談も刊行されていますが)。
もちろん私の大好物ばかりでほとんど毎月のように取り上げてきましたが、この一年を乗り切り、来年も刊行は続く模様。私ももちろん、これからもできるだけ応援していきたいと思います。
もう一つ、三月で個人的に印象に残っているのは、「邪神帝国」復刊記念のイベント「我が青春のクトゥルー」。朝松健と菊地秀行という両巨匠のトークが中心のイベントでしたが、そこでご挨拶した際に、菊地先生が私の名前をご存じだったのにはただただ感動でした(朝松先生には以前から何度かお会いしておりました)。
さて、四月は私がアンケート回答&少々原稿を書かせていただいた「戦国年鑑2013年版」が発売されました。正直なところ、戦国という時代を区切った読み方はしていなかっただけに悩むことも多かったのですが、大変貴重な経験をさせていただきました。
そして四月から「妻は、くノ一」ドラマ版が放送開始。話数的にはわずか8話、原作のほぼ前半部分までのドラマ化でしたが、原作の要素を踏まえつつドラマ独自の味付けもなされ、アクションも見事と、実に見応えのある作品でした。
そしてそれにあわせて原作小説の方もまさかの新作「妻は、くノ一 蛇之巻」がスタート。こちらは非常にはっちゃけた内容で、大いに楽しませていただきました。
もう一つ、四月からはCSでドラマ版「水滸伝」が放送開始。日頃水滸伝好きを公言しておきながら、まだ序盤しか紹介できていないのは忸怩たるものがありますが…
水滸伝といえば、今年は関連書籍が色々と刊行されましたが、五月には一部で話題沸騰の「水滸伝外伝 浪子燕青」がWeb上で連載開始。水滸伝ファンであればあるほど「ファッ!?」と驚く作品ですが、バラエティに富んだ作品が発表されるというのは、それだけそのジャンルが定着してきたということであり、歓迎すべきことでありましょう。
と言いつつ、五月刊行の作品で特筆すべきは、越水利江子の「忍剣花百姫伝」文庫版の最終巻でしょう。もともと児童向けのレーベルで刊行された作品ですが、昨年から一ヶ月おきに全7巻刊行されてきたものが、この五月に完結したのです。
物語には発表されるべきタイミング、読まれるべきタイミングがあると常々考えておりますが、本作が今この時に刊行されたのは、まさに意味があることだと感じているところです。
6月以降は明日に紹介いたします。
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