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2015.03.15

4月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 今年に入ってあっという間に三ヶ月以上が過ぎ、もう四月は目の前。いよいよ新年度、新生活のスタートであります。何があるわけでなくとも何となく気持ちも浮き立つ季節ですが、まあそうでなくても楽しみなのは読書、というわけで4月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 ……と言ったものの、実は4月の文庫新刊はかなり寂しい状況。シリーズものの最新巻では、上田秀人『お髷番承り候』第10巻と早見俊『大江戸無双七人衆』第2巻が気になるところですが、ほかは既刊の文庫化が大半。

 畠中恵『けさくしゃ』、夢枕獏『宿神』第3巻、第4巻、宮本昌孝『陣星、翔ける』、隆慶一郎 新装版『捨て童子・松平忠輝』全3巻、土橋章宏『超高速! 参勤交代』と、新旧バラエティに富んだ内容ではあるのですが、やはり寂しさは否めません。

 そんな中で個人的に最も注目しているのは、平谷美樹の『水滸伝』。あの『風の王国』の作者が、あの水滸伝を描くのですから、これが気にならないはずがありません。
 果たしてどのようにあの題材を料理するのか、今から楽しみなのです。

 また、このブログのテーマからは外れますが、末國善己『読み出したら止まらない! 人情時代小説 マストリード100』も気になるところ。むしろ得手なジャンルではないだけに、何がチョイスされるのか、大いに気になります。


 さて、漫画の方も、完全新作は、いきなり廉価版コミックで登場の叶精作『新選組オブ・ザ・デッド』を除けば、シリーズものの新作ばかりではありますが、なかなかの充実ぶり。

 突然の刊行ペースの加速に驚かされる永尾まる『猫絵十兵衛 御伽草紙』第13巻、先が気になるのにそれを読むのが怖くて仕方ない黒乃奈々絵『PEACE MAKER鐵』第8巻をはじめ、灰原薬『応天の門』第3巻、鷹野久『向ヒ兎堂日記』第5巻、霜月かいり『BRAVE10 S』第7巻と、フレッシュな作品が続きます。

 また、新装版としては、せがわまさきの新装版『鬼斬り十蔵』第3巻、みもり&畠中恵の新装版『八百万』に注目。
 特に『八百万』は、原作がある意味幻の作品だけに、ファンは要チェックでありましょう。


 と、俯瞰してみましたが、やはり新年度第一弾としては、刊行点数的に寂しいところではありますね……



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