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2015.09.22

10月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 何だか暑さどころか大雨と寒さでほとんど終わってしまった感のある9月。残暑も過ぎて本格的な秋に突入ですが、さて10月の新刊は……といえば、これが少々寂しい印象。一体何を楽しみに来月を生きれば……というのは大袈裟ですが、何はともあれ、10月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 さて、寂しいのは文庫新刊。新作は上田秀人の新シリーズ『禁裏付雅帳 1 政争』のみという状況です……が、こちらの作品、これまで作者の作品でしばしば題材となってきた禁裏が中心に扱われるようで、大いに気になるところであります。

 その他、文庫化等では、夢枕獏の人気シリーズのベスト盤とも言うべき『よりぬき陰陽師』、石川宏千花のYA向け作品の文庫化『お面屋たまよし』、平谷美樹による一種の科学捜査官ものと言うべき『採薬使佐平次』が気になるところです。


 一方、漫画の方はなかなかの豊作。新登場はこちらも1作品、山口貴由『衛府の七忍』第1巻ですが、あの『シグルイ』の作者による、今度は忍者ものということで、気にならないわけがありません。

 そのほかの新刊としては、灰原薬『応天の門』第4巻、戸土野正内郎『どらくま』第2巻、黒乃奈々絵『PEACEMAKER鐵』第9巻、永尾まる『猫絵十兵衛御伽草紙』第14巻、たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記』第4巻、霜月かいり『BRAVE10S』第8巻、岡田屋鉄蔵『MUJIN 無尽』第2巻と、大いに楽しみな作品が並びます。

 また、熊谷カズヒロ『モンテ・クリスト』と近藤るるる『ガーゴイル』は、ともに第4巻で完結とのこと。どちらもかなりの盛り上がりを見せていただけに、少々残念なところではあります。



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コメント

少し時代伝奇とは違いますが10月10日に『加賀100万石に仕える事になった(仮)』が角川から出ます。WEB小説投稿サイト「小説家になろう」からの書籍化で、人気?の転生物で戦国時代に転生した主人公は前田利家に仕える事になりますが、「殿(利家)は脳筋。領土は問題だらけ。大殿(信長)からは無理難題。戦には出ず、年貢納入と、補給物資管理に悲鳴を上げる男。三直豊利、ソロバン片手に、文句をたれつつ(数字と)戦う男の物語である。」という宣伝文句どおりに、珍しく経済官僚が主人公の戦国小説です。

投稿: ジャラル | 2015.09.23 22:44

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