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2015.10.17

11月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 毎年似たようなことを書いているような気がしますが、気がつけばもう10月も半ば……今年も残すところあと2ヶ月と少し、と考えると、少々血の気も引いてきます。ということで、今年も残すところあと2回となったこの更新記事、11月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 10月に続き少々寂しいかな? と思われた11月ですが、しかし文庫小説を中心に、なかなかの豊作であります。

 まず何と言っても注目は、10月スタートの新レーベル・講談社タイガから刊行の山田正紀『桜花忍法帖 バジリスク新章』上巻。既にプレビューを記事にしましたが、本当にどうなってしまうのか、期待半分不安半分の話題作であることは間違いありません。

 また、二ヶ月に一度のお楽しみとして私n中では定着した白泉社招き猫文庫は、昨年の『てのひら猫語り』に続くアンソロジー『宵越し猫語り 書き下ろし時代小説集』が登場。
 近藤史恵、小松エメルといった執筆陣が楽しみなのももちろんですが、『てのひら……』に掲載された作品の大半がシリーズ化されているので、そちらにも期待です。

 その他招き猫文庫からは友野詳『風穴屋旋次郎』、森山茂里『犬神の弟子』などが気になるところ。後者はタイトルからして同じ作者が廣済堂モノノケ文庫から発表した『あやかし絵師』と関係があるようですが……

 一方、文庫化もなかなかの顔ぶれ。夢枕獏の大作『大江戸恐龍伝』の刊行開始も嬉しいところですが、その他も月村了衛『神子上典膳』(まず間違いなく『一刀流無想剣 斬』の改題文庫化でしょう)、上田秀人『幻影の天守閣』新装版、畠中恵『たぶんねこ』、天野純希『戊辰繚乱』と登場。
 さらに岡本綺堂『女魔術師』は、1917年に初版が出て以来再版されていない模様で、これも大いに気になるのです。


 漫画の方では、やはり楽しみなのは碧也ぴんく『特盛! 天下一!!』。『天下一!!』の外伝短編7編+αを収録した賑やかな一冊であります。また、同じ作者の『義経鬼 陰陽師法眼の娘』第3巻も注目。

 その他新登場(というか1巻完結ですが)で楽しみなのは、蜷川ヤエコのシリーズ最新作『モノノ怪 座敷童子』、とみ新蔵『剣術抄 新宿もみじ池』(前作とは直接の繋がりはないのかな?)でしょうか。
 長編の新刊としては、梶川卓郎『信長のシェフ』第14巻、大羽快『殿といっしょ』第10巻、ちさかあや『豊饒のヒダルガミ』第2巻も楽しみです。

 また、近藤ようこ『水鏡綺譚』が文庫化されるのも密かな驚きであります。


 その他、10月の時に漏れましたが、10/30には瀬川貴次のシリーズ最新作『鬼舞 見習い陰陽師と妖しき蜘蛛』が登場することを補足しておきます。



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