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2016.02.14

3月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 暖冬かと思えば非常に寒くなったりと、結局厳しかった冬ですが、暦の上では立春を迎え、だんだんと暖かくなってきた印象があります。今年度もあと一月、というと途端に絶望的な気分になったりしますが、何はともあれ春は目前。3月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 さて、個人的にはかなり寂しい印象のあった2月ですが、これが3月は一転、嬉しい悲鳴……というよりも、大袈裟に言えば命の危険(あと、物理的な意味での家での身の置き所)すら感じる物量であります。

 文庫小説では、まずシリーズ最終巻(であろう)瀬川貴次『鬼舞 見習い陰陽師といにしえの里』が登場。ちなみにこのシリーズとは浅からぬ関係のある『暗夜鬼譚』が、コバルト文庫ではなく集英社文庫から同月復刊されます。
 その他白泉社招き猫文庫からは三國青葉『忍びのかすていら』と仲野ワタリ『幕末五七五!』が登場。また、小松エメル『うわん』第3巻、紅玉いづき『大正箱娘 見習い記者と謎解き姫』、出海まこと『天正真田戦記 名胡桃事変(仮)』、鳴海丈『あやかし小町 大江戸怪異事件帳 2 鬼砲』と気になる作品が目白押しであります。
(ちなみに『天正真田戦記』は同じ作者の『ロクモンセンキ』の続編ではないのかしらん)

 また、徳間文庫『妙ちきりん 「読楽」時代小説アンソロジー』が登場。同誌の時代伝奇特集がベースではないかと思いますが、こちらも私好みの作品が揃っている様子です。

 また、復刊では夢枕獏『大帝の剣』第3巻&第4巻、長谷川卓『嶽神列伝 逆渡り』、輪渡颯介『迎え猫 古道具屋皆塵堂』、上田秀人『織江緋之介見参 5 果断の太刀』の新装版と、いずれも未読の方はぜひ、と言いたくなる作品揃いです。


 一方、漫画の方では、長谷川明『戦国外道伝 ローカ=アローカ』第1巻、横山仁『幕末ゾンビ』第1巻、西条真二『みなごろしのストラット 真田幸村異聞録』第1巻と、狙ったように異常にパワフルな作品が新登場いたします。

 そしてシリーズものの新刊も森野きこり『明治瓦斯燈妖夢抄 あかねや八雲』第4巻、波津彬子『雨柳堂夢咄』第16巻、灰原薬『応天の門』第5巻、楠桂『鬼切丸伝』第3巻、野田サトル『ゴールデンカムイ』第6巻、北崎拓『天そぞろ』第3巻、戸土野正内郎『どらくま』第3巻、永尾まる『猫絵十兵衛御伽草紙』第15巻、樹なつみ『一の食卓』第3巻、霜月かいり『BRAVE10S』第9巻と――
 まあ本当によくぞこれだけ刊行されるものです。


 最後に中国ものとしては、逢巳花堂『一〇八星伝 天破夢幻のヴァルキュリア』第2巻が登場。
 また、大西実生子による漫画版第2巻も同月発売の仁木英之『僕僕先生』シリーズは『童子の輪舞曲』が文庫化されます。



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