『仮面の忍者赤影』 第21話「渦潮骸骨丸」
鳴門の渦潮の底に眠るというサタンの鐘。赤影も卍党も激しい渦に手を付けかねている中、沈没した南蛮船が浮上した。乗り込んだ赤影たちを、魔老女が操る奇怪な骸骨たちの群れが襲う。魔老女を撃退するも、大まんじとの戦いの果てに海に消える赤影。さらに白影と青影に流伯が襲いかかる……
ナレーションの名調子から始まる今回、前回に引き続き鳴門を舞台とする海洋編であります。
双方が一つずつ鐘を手に入れ、残る最後のサタンの鐘を手に入れるべくにらみ合う状況ですが、しかし渦潮が止むまでは様子を見るしかない、と暢気な赤影たち(+アミー)ですが……しかしそこに忍び寄る敵の影にはもちろん気付いておりました。
海の中から、砂の中から襲いかかる下忍をこともなく撃退し、両手の大鎌を振り回す忍法水かまきりで襲いかかる魚鱗流伯も、鎌を叩き折ってあっさり下した赤影たち。意気揚々と立ち去る赤影に対し、息を切らしてへたり込む流伯の姿が哀しいやら情けないやら……
と、そんな中、海中から浮かび上がるポルトガル船。皆が驚く中、欲に駆られた二人の漁師が船に乗り込んでいきます(前回、竜神の祟り云々と言っていたのは……あれは卍党の工作か、別の村なのでしょう)。
つい先ほどまで海の底にあった沈没船らしく、暗くじめじめした陰気な船内をおっかなびっくり行く二人は、ついに大きな宝箱を見つけるのですが――入っていたのは骸骨! そしてその骸骨がひとりでに動き出し、さらに無数の骸骨が踊り出すに至り、二人は目を回してしまうのでした。
一方、洞窟で食事の支度をしていた赤影と青影(青影は文句言ってただけ)のもとに野菜を調達して戻ってきた白影からポルトガル船の情報を知り、早速向かうことに(野菜はアミーがおいしくいただきました)。
そこで気絶した漁師たちを見つけた赤影たちの耳に響く不気味な声……幽霊船に似合う不気味な姿は魔老女であります。骸骨が踊り出したのは、彼女の忍法死人操りによるもの。不死身の骸骨に赤影たちは翻弄されます。
が、こういう時は術者を討つのが定石とばかりに青影が魔老女を攻撃し、さらに久々の赤影の仮面からのビームを喰らい、さしもの魔老女も退散。骸骨たちも力を失って崩れ落ちるのですが、そこに現れたのは大まんじと幻妖斎!
サタンの鐘は既に手中に収めたと宣言する幻妖斎に対し、果敢に向かっていく赤影ですが海中に転落、海底の赤影に襲いかかった下忍たちが刃を突き立てれば大爆発! そしてポルトガル船も大まんじの艦砲射撃に破壊され、白影と青影も海に飛び込むのでした。
先ほどの洞窟に戻ってきた白影と青影を待ち構えていたのは下忍を引き連れた流伯。赤影は死んだものと決めつけて調子に乗る流伯は、サタンの鐘は四国のいかるが一族が持っているとベラベラ喋ってしまうのですが……こういう時に当然の如く下忍に化けていた赤影参上!
あっという間に形勢逆転された流伯に業を煮やした幻妖斎は、左近の懇願にも一切耳を貸さず、敵味方巻き込んでの艦砲射撃を命じるのでした。
激しい砲火の中、崩れ落ちる赤影たち。それを見届けた大まんじは四国に向かって飛び去るのですが――しかし、赤影に見えたのは流伯、白影と青影は下忍と、変わり身(身代わり?)で窮地を脱していた赤影たちもまた、四国に向かうのでありました。
前回の典馬に続き、流伯が退場。幻妖斎の艦砲射撃に巻き込まれる(その中で自分たちに化けさせる赤影たちも大概ひどい)という無惨な形でしたが、冒頭の醜態の時点で、既に見限っていたのかもしれません。
しかし今回流伯は初登場時に見せた破壊力満点の水鉄砲も使わず。典馬もそうでしたが、初登場時が一番活躍していたような……
ちなみに今回登場した幽霊船のセットは非常にいいムードで感心いたしました。
今回の怪忍者
魚鱗流伯
鳴門で下忍を率いて再三赤影を襲撃。最初の対決では両手の大鎌を振るう忍法水かまきりで襲いかかるがあっさり敗北。二度目は赤影を死んだものと決めつけて白影たちを襲うが赤影の登場で形勢逆転、最後は頭領である幻妖斎による大まんじの艦砲射撃に巻き込まれ、変わり身で赤影の姿に変えられたまま死亡した。
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