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2016.11.20

12月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 いよいよ2016年も残すところあと一ヶ月。まだ少々気が早いですが、今年もあっという間の一年だった、という印象です。しかし私のような人間にとっては、最後の最後まで面白い作品が発表されるかが気になるもの。というわけで、2016年最後の、12月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 さて、忙しい年の瀬ということもあり、発売点数も少ないのでは……と思っていたところですが、12月はかなりの充実ぶり。

 文庫新刊で注目は、何と言っても作者初の文庫書き下ろし時代小説という菊地秀行『宿場鬼』。タイトルからは作者らしさを感じますが、さて……
 また、森川楓子『国芳猫草紙 おひなとおこま』、諸星崇『猫忍』上下巻と、猫ネタ時代小説が続くのが面白い。もう一作、立花水馬『世直し! 河童大明神』も、『虫封じマス』の作者の作品だけに気になります。

 そしてシリーズものの新刊では、山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ、根津の夢』、上田秀人『百万石の留守居役 8 参勤』、高橋由太『もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸のおまんじゅう』、廣嶋玲子『妖怪の子預かります 3 妖たちの四季』とバラエティに富んだラインナップ。
 さらに復刊・文庫化は、鈴木英治『備中高松城目付異聞 湖上の舞』、京極夏彦『書楼弔堂 破暁』、高井忍『蜃気楼の王国』、垣根涼介『光秀の定理』、北方謙三『岳飛伝 2 飛流の章』と、これも必見の作品揃いであります。

 一方、漫画の初登場作品で注目は、やはり朝日曼耀&富沢義彦『戦国新撰組』第1巻。11月に黒人ボクサーを戦国に送った原作者が、今度は新撰組を戦国に送るという、ありそうでなかった作品であります。
 また、『豊饒のヒダルガミ』のちさかあやが、富樫倫太郎の人気シリーズを漫画化した『早雲の軍配者』第1巻、10年の時を経て復活したゲームが題材の片山陽介『仁王 金色の侍』第1巻も気になります。

 そしてシリーズの続巻は、山口貴由『衛府の七忍』第3巻、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第4巻、梶川卓郎『信長のシェフ』第17巻、鎌谷悠希『ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録』第5巻、『ThunderboltFantasy 東離劍遊紀』第2巻(佐久間結衣&虚淵玄(ニトロプラス) 講談社モーニングKC)と、これも個性的な作品が並びます。

 復刊の方では、11月に単行本未収録作品を収録した第1巻に続く波津彬子『幻想綺帖』の第2巻が登場。この巻は一冊丸々、岡本綺堂の『玉藻の前』であります。また、実写映画のキャストも発表された沙村広明『無限の住人』は、新装版も第10巻・第11巻と順調に刊行が続きます。



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