『変身忍者嵐』 第10話「死をよぶ! 吸血ムカデ!!」
血を吸った相手を操る能力で藤沢を我がものにした吸血ムカデ。血を吸われた飛脚と出会ったハヤテたちは、ムカデの企みを調べるためタツマキを江戸に走らせるが、藤枝で罠にはまり、住人たちの襲撃を受けてしまう。捕らえられ絶体絶命のカスミとタツマキを救うため、ハヤテは駆ける。
旅を続けるハヤテ一行と街道ですれ違った一人の飛脚。お堂の傍らで休憩を取る際、土産の独楽を取り出して、自分を待つ子供に思いを馳せるのですが……
その独楽が独りでに宙を飛び、お堂の中へ。追いかけて入り込んでみれば、堂の天井の隅にへばりついているというかなりイヤな感じで待ち受けていたのは化身忍者・吸血ムカデであります。名前のとおり血を吸われた飛脚は、青い隈に赤い唇、デカい牙と、今となっては非常に懐かしい吸血鬼メイクに――
さて、再び自分たちの前を通ったと思えば独楽を落としたので、呼び止めて渡そうとしたカスミに襲いかかる飛脚。もちろんハヤテたちに取り押さえられるのですが、わかりやすく怪しい姿に不審を抱いて調べてみれば、首筋にこれまた怪しい噛み跡があります。
青く変質しているらしいその血を調べるため、江戸のバンブツ(万物?)先生に聞いてみるというタツマキを見送り、ハヤテたちは飛脚を連れて藤沢で宿を取るのでした。
と、飛脚の姿を見て、近くの村に住んでいることを教えてくれる宿の主人。しかし主人にも、ツムジとカスミを残してハヤテが向かった先の飛脚の家族も、皆首筋には噛み跡が……。既に藤沢を押さえていた血車党、今回は手強い!
何とか飛脚の妻と子供の攻撃をかわして宿に戻った嵐ですが、その頃カスミとツムジは吸血ムカデ、そして操られた町の住人に取り囲まれて大ピンチ。大八車まで出してくる下忍相手に豪快な立ち回りを見せる嵐ですが、吸血ムカデが吐いた炎に巻かれる間に見失い、駆けつけた彼が見たものは、倒れ伏した町の住人たちとツムジの姿。カスミは吸血ムカデに襲われ、さらわれてしまったのであります。そして江戸でバンブツ先生に分析してもらった結果、特効薬を持って帰ってきたタツマキも、骸骨丸の待ち伏せを受け、今回も捕らわれの身に――
タツマキとカスミの目の前で、特効薬の竹筒を海に投げ捨てようとする吸血ムカデ。素直にその場で中身を流してしまえばいいのに……と思っていたら、最後の力でカスミが笛を吹いたことで、嵐が見参、投げられた竹筒をがっちりキャッチ! ツムジによって二人も助け出され、逆光も美しい浜辺の対決で、吸血ムカデも粉砕されるのでした。
そして特効薬の力か、元に戻った飛脚一家に見送られて、新たな旅に出るハヤテたちでありました。
悪事を企んでいる or 実験しているところで偶然ハヤテたちに見つかるという毎度毎度のパターンながら、今回は既に一つの宿場町を押さえ、その力で江戸に攻め上ろうとしていた血車党。もうちょっと操った町人をうまく使えば、その物量と、ヘタに攻撃できないことで、ハヤテは相当苦しんだかと思いますが……伝染性はなさそうだし、一人一人吸血ムカデが噛んでいたとしたら仕方ないところでしょうか。
その吸血ムカデ、微妙に声が強そうではないのですが、思ったよりもスマートな姿も格好良く、この辺りの化身忍者としては良い造形でありました。
今回の化身忍者
吸血ムカデ
その名のとおり相手の血を吸い、操る力を持つムカデの化身忍者。口から炎も吹く。藤沢の町で仲間を増やして江戸に攻め上ろうとしていたが、一騎打ちでは嵐に勝てなかった。
『変身忍者嵐』第1巻(東映ビデオ DVDソフト) Amazon
![変身忍者 嵐 VOL.1 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ICiNrpiQL._SL160_.jpg)
関連記事
「変身忍者嵐」 放映リストほか
| 固定リンク
