『変身忍者嵐』 第11話「血どくろ谷のドクモリバチ!!」
次々と子供を狙う化身忍者ドクモリバチ。襲われた少年・良太を一度は助けたハヤテたちだが、ドクモリバチに操られた良太の父に、良太とツムジが攫われてしまう。子どもたちを血車党の下忍に変えようとする企てを阻むため、ハヤテは髑髏館に急行、子どもたちを助けてドクモリバチを倒すのだった。
山中湖から関所を通らず江戸に向かう抜け道がある世附峠……という前フリは特に関係なく、子供が欲しいなどと言いつつ、目の付いた繭(?)の中から現れて村の子供・良太に襲いかかる変質者・ドクモリバチ。
そこに一足先に村にやってきたツムジが遭遇、良太を庇いますが、もちろん敵うはずもなく、早速ハヤテに救援を要請。さらに謎の爆音とともにムササビの術で白k……タツマキも駆け付け、ひとまず良太を助け出すのでした。
さて、ドクモリバチの狙いは、子供たちを攫ってきて血車党の下忍として使おうというもの。例によっての泥縄ぶりですが、昨今の国際情勢を考えれば結構シャレになっていない……というのはさておき、よせばいいのに嵐に復讐しようと、ドクモリバチは良太の父に目をつけます。
山での仕事中、白米の握り飯が置いてあるのに疑いもなく飛びつく恥ずかしい大人ぶりを披露した上に、ドクモリバチの銛に仕込まれた毒にやられる親父。この毒を食らうと、命に別状はないものの、ドクモリバチの言いなりに操られるというのですが――
そんな中、ハヤテたちの予想は当たり、良太の家を襲撃する血車党。首輪みたいな輪から四方八方に打ち出される連続毒矢撃ちを披露するドクモリバチを蹴散らしたハヤテですが、そこで操られた親父が割って入り、良太とツムジが捕らえられてしまいます(わざわざ子供をリレーするのに水平投げなる忍法を使うドクモリバチ)。
カスミの毒消しで回復したものの、猛烈に落ち込む良太の父。そんな中、子供が殺されたという知らせが入り、その弔いの行列を追ってハヤテとタツマキが寺に向かうと、棺桶からは人の気配が……思い切りよく刀を突き立ててみれば、中に入っていたのは血車党の下忍であります。
わざわざハヤテたちを誘き寄せたというドクモリバチを何となく空中戦で撃退したハヤテですが、そんな間もツムジと良太をはじめとする子どもたちに危機が迫ります。ドクロ汁なる怪しげな液体に子どもたちを漬け、下忍に変えてしまうというのですが――
成り行きをボサッと見てるかと思いきや、他の子供が犠牲になりそうになると、さすがにやるなら俺をやれと名乗りを上げるツムジ。一瞬の隙をついて反撃したかに見えましたが、子供の身の悲しさ、髑髏丸にあっさり捕まって良太ともども首だけを出して埋められ、見せしめとして硫黄責めなる拷問にかけられることに……しかもその周囲には地雷が埋められており、ハヤテたちが助けにくれば大爆発するというではありませんか。
そこに駆け付けたハヤテとタツマキですが、正面からタツマキが陽動をかけているうちに、ハヤテが大ジャンプでツムジたちのところに到着、むしろ地雷の罠には下忍がかかる始末。そしていつもの滝のところで最後の対決を繰り広げたハヤテは、いつものとおり秘剣影うつしでドクモリバチを粉砕するのでした。
嵐が都合三度ほど登場と、かなりチャンバラシーンが多かった今回。さすがに東映だけあって剣戟アクションは本当に良いので、これはこれで正しいと思います。
今回のドクモリバチは、様々な形で毒を操るなかなか芸コマな化身忍者ですが、何か造形的に物足りないと思いきや、背中に羽根がない……まあ、羽根が落ちた蜂もいますが。
今回の化身忍者
ドクモリバチ
鎖付きの銛を操る化身忍者。首輪から四方八方に毒矢を放つ連続毒矢撃ち、毒煙を吹き出す毒煙攻めなどの忍法を操り、銛の毒で人間を自在に操ることも可能。血車党の下忍に変えるために子供を集めたが、ハヤテたちに察知されて倒された。
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