9月の時代伝奇アイテム発売スケジュール
8月早々台風が来て猛烈に暑くなって――と夏真っ盛り。新刊の方も8月は大変なラインナップでしたが、もう8月の時点でこんなに熱くなったら、9月はそこまでではないのでは、とも思ったらさにあらず。9月も熱い新刊が並ぶ、9月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。
8月は漫画の新刊が大変な内容でしたが、9月は文庫小説の新刊がすごい。
何よりも注目は、『素浪人半四郎百鬼夜行』の芝村凉也『鬼変 討魔戦記』。現時点で内容は一切不明ですが、この作者でこのタイトルであれば、期待しない方が無理というものです。
また、先日『縁見屋の娘』が話題となったばかりの三好昌子も、時代ミステリ『京の絵草紙屋満天堂 空??の夢』で再登場。
上田秀人の新シリーズ『奏者番陰記録 遠謀』も気になります。
そしてシリーズものの方では、何と言っても武内涼『妖草師 無間如来』! 「この時代小説がすごい!」で第1位を獲得したシリーズが復活であります。
その他、霜島けい『お父っつぁんの泪 九十九字ふしぎ屋商い中』、さとみ桜『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』第2巻と、楽しみな続巻が登場です。
また、復刊・文庫化の方では、シリーズ完結編となる大塚英志『木島日記 もどき開口』(こちらは単行本)刊行を控えて、既刊の『木島日記』『木島日記 乞丐相』が復刊。
その他、輪渡颯介『ばけたま長屋』、後藤竜二『野心あらためず 日高見国伝』にも期待です(特に後者の文庫化には吃驚)。
そしてまた、水滸伝ファンには絶対見逃せない、井波律子訳『水滸伝』第1巻が登場いたします。
一方、漫画の方は少々寂しい状況。新登場は、二ヶ月連続刊行の山口譲司&山田風太郎『エイトドッグス 忍法八犬伝』第1巻が要チェック。
一方、シリーズの続巻では、吉川景都『鬼を飼う』第3巻、伊藤勢&田中芳樹『天竺熱風録』第2巻、北崎拓『ますらお 秘本義経記 波弦、屋島』第2巻と並びます。
なお、『ますらお 秘本義経記』は、新装版が全3巻で登場。未読の方はぜひ。
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