« 夏乃あゆみ『暁の闇』第4-5巻 過去と対峙し、乗り越えた先の結末 | トップページ | 渡千枝『黒き海 月の裏』第1-2巻 千里眼少女を襲う運命の荒波 »

2018.05.14

6月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 長かったはずのゴールデンウィークもあっという間に終わってしまい、次の連休はいつだっけ、と思ってもまだ当分先――という残酷な現実を紛らわせてくれるのはやはり物語の楽しさであります。というわけで6月の時代伝奇アイテム発売スケジュールをお送りします。

 とはいうものの、正直なところ、5月ほどではないにせよ、アイテムの発売は少な目の6月。

 そんな中、文庫小説の新刊で輝きを放つのは、躍進著しい鳴神響一の『能舞台の赤光 多田文治郎推理帖』。前作『猿島六人殺し』が実にユニークな時代ミステリだっただけに、大いに楽しみであります。

 そして文庫化の方では、木下昌輝の幕末伝奇ホラー連作『人魚ノ肉』、森谷明子の源氏物語ミステリ三部作の三作目、『望月のあと 覚書源氏物語『若菜』』に注目。
 また再刊の方では、シリーズ第2作の柴田錬三郎『眠狂四郎独歩行』上下巻、作者の「秘剣」シリーズの中でも屈指の名作である戸部新十郎『秘剣水鏡』と来て、柳蒼二郎『風の忍び 六代目小太郎(仮)』のタイトルが!

 吉原に潜んで江戸を守る六代目風魔小太郎と仲間たちを描く忍者アクションの快作であった本作、学研M文庫で刊行されていたものですが、復刊にせよ続刊にせよ、こうして再びお目にかかれるのはまことにありがたいお話です。

 そしてもう一冊気になるのは、たかぎ七彦の原作を銅大が小説化した(と思われる)『アンゴルモア 異本元寇合戦記』。原作漫画のアニメ化に合わせての刊行かと思いますが、展開中の物語をどのようにまとめてくるのか、楽しみであります。


 一方、漫画の方はいずれもシリーズものの続刊ですが、これはこれでかなりのラインナップ。

 楠桂『鬼切丸伝』第6巻、村田真哉『蝶撫の忍』第2巻、にわのまこと『変身忍者嵐X』第2巻、賀来ゆうじ『地獄楽』第2巻、岡田屋鉄蔵『MUJIN 無尽』第5巻、碧也ぴんく『星のとりで 箱館新戦記』第2巻、野田サトル『ゴールデンカムイ』第14巻、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第11巻、皆川亮二&泉福朗『海王ダンテ』第5巻……

 と、舞台となる時代順に並べてみましたが、かなりバラエティに富んでいるのは一目瞭然。いずれも続きが気になる作品ばかりで、これは全て要チェックであります。



関連記事


|

« 夏乃あゆみ『暁の闇』第4-5巻 過去と対峙し、乗り越えた先の結末 | トップページ | 渡千枝『黒き海 月の裏』第1-2巻 千里眼少女を襲う運命の荒波 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13655/66716472

この記事へのトラックバック一覧です: 6月の時代伝奇アイテム発売スケジュール:

« 夏乃あゆみ『暁の闇』第4-5巻 過去と対峙し、乗り越えた先の結末 | トップページ | 渡千枝『黒き海 月の裏』第1-2巻 千里眼少女を襲う運命の荒波 »