12月の時代伝奇アイテム発売スケジュール
もう11月、気がつけば気温も下がってきて冬が近づいてきたことを感じさせます。2018年も終わりが目前ですが、忙しい年末だけに、刊行される本の数も少ないのではないか――などと心配してみれば、全然そんなことはなかった! というわけで12月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。
さて、そんなわけで想像以上に充実の文庫新刊ですが、まず注目は平谷美樹『唐金の兵団』――『鉄の王』シリーズの最新巻ですが、果たして舞台はどの時代なのか、あらすじだけでは謎なのがまた楽しみです。
そして過去作2作が復刊されたと思えばついに新作も登場! の霜島けい『のっぺら同心 あやかし同心捕物控(仮)』、好調シリーズ第3弾の鳴神響一『江戸萬古の瑞雲 多田文治郎推理帖』とシリーズものの楽しみな新刊が続きます。
その他、作者初の忍者もの(?)の赤神諒『神遊の城』、乾緑郎のピカレスク『悪党町奴夢散際』、カクヨム発の明治ものである作楽シン『ハイカラ娘と銀座百鬼夜行』、内容は不明ですが作者的に一筋縄ではいかないであろう山本巧次『江戸の闇風 黒桔梗裏草子』と、気になる新作の目白押しであります。
気になる新作といえば、もう一作、主に児童書で活躍してきた中国ものの名手・渡辺仙州の一般向け作品『三国志博奕伝』も必見です。
そして文庫化・復刊では、風野真知雄『完本 妻は、くノ一 2 身も心も/風の囁き』、西條奈加『睦月童(仮)』が要チェックでしょうか。
そして漫画の方では、麻貴早人の異形の平安絵巻『鬼哭の童女 異聞大江山鬼退治』第1巻が登場。また、蜷川ヤエコの『モノノ怪』コミカライズは、ついにラストの『化猫』上巻の登場ですが、合わせて以前全2巻で刊行された『怪 ayakashi 化猫』も、『モノノ怪前日譚』と銘打って1巻本で登場とのことです。
そしてシリーズの続巻では、この先の展開が色々と心配なTAGRO『別式』第4巻、昆虫忍者の死闘が続く速水時貞『蝶撫の忍』第3巻、相変わらず絶好調の野田サトル『ゴールデンカムイ』第16巻、るねっさんす情熱は健在の寺沢大介『ミスター味っ子幕末編』第3巻と楽しみな作品ばかり。
その他、原哲夫『いくさの子 織田三郎信長伝』第12巻、灰原薬『応天の門』第10巻、かどたひろし『勘定吟味役異聞』第5巻、瀬下猛『ハーン 草と鉄と羊』第5巻と、一通り読むだけでも大忙しになりそうな年末であります。
関連記事
| 固定リンク
