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2019.09.09

10月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 まだまだ暑い日が続くと思えば、時々フッと涼しくなったりと、季節の変わり目になった感じられる今日この頃。いよいよ灯火親しむべき候ですが、そうなると気になるのは新刊の数々であります。というわけで、10月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 この数ヶ月、新刊はちょっと寂しい状況だった文庫新刊ですが、かなり期待できる10月。まず何と言っても注目は、長谷川卓『嶽神伝 風花』――長きに渡り歴史の背後を駆けてきた山の者・無坂の物語が、いよいよ結末を迎えることとなります。
 結末といえば、おそらくこちらも完結編の鳴神響一『おいらん若君徳川竜之進 5 昇龍』も楽しみなところです。

 また、9月からスタートしたハヤカワ文庫の時代小説シリーズからは、大塚卓嗣『天魔乱丸』が登場。また、永山涼太のちょっとユニークな妖怪シリーズ第2弾『宵闇の酒呑童子 江戸南町奉行あやかし同心犯科帳』にも期待したいと思います。

 そして先々月から発売予定に掲載されていた武内涼『不死鬼 源平妖乱』も、副題が紹介されているところを見ると、今度こそ――なのでしょう。
 また、平谷美樹の時代ミステリ『よこやり清左衛門仕置帳』も好評のうちに早くも第2巻が登場いたします。

 また、文庫化・再刊では、これまで文庫化されていなかった海道龍一朗『加藤段蔵無頼伝 2 修羅』(しかし第2作が来たということはもしかして……)、そして三度目の文庫化となる宮本昌孝『ふたり道三』が注目であります。


 一方漫画の方では、アニメも驚くほどのヒットを収めた吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第17巻が登場。同時に、原型とも言われる『過狩り狩り』が収録された『吾峠呼世晴短編集』が発売されるのも見逃せません。
 また新登場では、陶延リュウ&滝川廉治『無限の住人 幕末ノ章』第1巻が非常に気になるところ。企画自体が予想外だっただけに、何が描かれるのか想像もできないところであります。

 そのほか、シリーズものの続刊としては梶川卓郎『信長のシェフ』第25巻、冬目景『黒鉄・改 KUROGANE-KAI』第3巻、とみ新蔵『卜伝と義輝 剣術抄』第2巻があります。『お江戸ねこぱんち 猫遊びの巻』も楽しみですね。



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