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2020.04.28

「週刊現代」誌で赤神諒『立花三将伝』の書評を担当しました

 久々にお仕事のお知らせです。「週刊現代」の5月2・9日号に、4月30日末発売の『立花三将伝』(赤神諒 講談社)の書評が掲載されました。作者の「大友サーガ」第6弾に当たる、三人の青年武士の青春群像劇であります。

 天下分け目の関ヶ原前夜、立花道雪・宗茂の二代に仕えた名将・薦野弥十郎と米多比三左衛門は、明日をも知れない戦いを前に、かつて自分たちの手で死に追いやった男を思い出すことになります。
 自分たちの親友であり、立花最高の将であった好漢・藤木和泉のことを……

 そんな何とも気になる序章から始まる本作は、そこから四十年前に遡り、和泉・弥十郎・三左衛門の出会いと別れを描く物語。
 明朗快活な武人の和泉、偏屈者の軍師である弥十郎、生真面目な一徹者の三左衛門という個性豊かな三人が、恋に友情に戦いにと、痛快な青春を送る姿が本作の前半では描かれることとなります。

 しかし大友サーガは悲劇が基調――彼らの友情は、やがて歴史のうねりの中で引き裂かれ、三人は敵味方として対峙することに……


 という立花鑑載の乱を背景とした物語を紹介した書評なのですが、何しろ一頁ものなので分量的にはこのブログの平均的な記事の約半分。普通に紹介していると書評を全部紹介しかねないので、ここではこれ以上は触れません。

 ぜひ「週刊現代」、そして『立花三将伝』を手に取っていただければと思いますが――実のところ雑誌の書評というのは初めての経験。
 これだけの分量に、書籍の紹介として書くべきこと、自分自身として書きたいことを収める――それも雑誌の読者層を考えながら――というのは、非常に良い経験となりました。

 なろうことなら、またこのような機会をいただけたら――などと、調子に乗って考えているところです。


「週刊現代」5月2・9日号(講談社) Amazon

『立花三将伝』(赤神諒 講談社) Amazon

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