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2021.11.06

12月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 いよいよ今年も残すところあとわずか。本当に大変なこと続きでしたが、それでも今年も様々な本に出会うことが、そして携わることができました。さて、今年最後の月の新刊は――というわけで12月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 といいつつ、実はかなり寂しい12月の新刊。そんな中でも文庫小説は、気になる作品が色々と揃っています。

 まず何といっても注目は、第一部が衝撃の結末を迎えた『妖怪の子預かります』シリーズの第二部『妖怪の子、育てます』(廣嶋玲子 創元推理文庫)。タイトルからして、やっぱり第一部のラストから続くのでしょう。
 そしていよいよ八人が出揃いそうな『元禄八犬伝』第4巻(田中啓文 集英社文庫)、11月に復活したシリーズの(おそらくは新作の)第二弾、『淀様の猫 奇剣三社流 望月竜之進』(風野真知男 光文社文庫)に注目です。

 その他、今年も豊作だったハヤカワ時代ミステリ文庫からは『江戸留守居役 浦会 火盗対浦会』(伍代圭佑 ハヤカワ文庫JA)と『天下小僧壱之助 五宝争奪』(鷹井伶 ハヤカワ文庫JA)が、また『損料屋見鬼控え』(三國青葉 講談社文庫)は順調に巻を重ねて第3巻であります。

 また文庫化では何と言っても『虎の牙』(武川佑 講談社文庫)が要チェックでしょう。


 一方、漫画はといえば――いよいよ最終決戦に突入する『ゴールデンカムイ』第28巻(野田サトル 集英社ヤングジャンプコミックス)、細けぇことはいい人がついに登場する『大江戸ブラック・エンジェルズ』第2巻(平松伸二 リイド社SPコミックス)のほか、『GANTZ:E』第3巻(花月仁&奥浩哉 集英社ヤングジャンプコミックス)、『千年狐 干宝「捜神記」より』第6巻(張六郎 KADOKAWA MFコミックスフラッパーシリーズ)などがあります。

 が、ちょっと残念なくらいに刊行点数が少ないのはいかんともしがたいところ。12月は小説を腰を据えて読むべき月なのかもしれません。


 と、ここに入ってきた大ニュース! あの「この時代小説がすごい!」(宝島社)が6年ぶりに復活するとのこと。今回は「この時代小説がすごい! 21世紀ランキング」として過去20年分の作品を対象としたランキングがあるとのことで、何だか色々と大変な一冊のようです。


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