『半妖の夜叉姫』 第44話「妖霊星が墜ちる時」
戦国では時空の扉からあふれ出した魑魅魍魎が各地を襲う中、現代で希林先生と三姫はついに妖霊星と対峙する。表面を覆う瘴気と妖気を引き剥がしたものの、あまりに巨大な妖霊星に苦戦する三姫。しかしとわが斬星剣で妖気をギリギリまで吸い込み、そして希林の力で、ついに妖霊星の動きを止めるが……
東京タワーの目前までいきなり迫った妖霊星と対峙する希林先生と三姫。いよいよ攻撃――という前にその人外ぶりを遺憾なく発揮した希林先生は、単身妖霊星の中に突入。瘴気と妖気に覆われたその下の妖霊星本体のそのまた内部に、謎の物体(蛹?)を目撃するのでした。
一方、希林先生の本体たる麒麟丸が強引に時空の扉をこじ開けたおかげで、戦国時代ではまさに地獄の釜の蓋が開いた状態。魑魅魍魎の群れが天地を覆う中、楓ばあちゃんまでが奮戦しますが、そこに駆けつけた犬夜叉とかごめはさすがの貫目で魑魅魍魎を一層してしまいます。(あと七宝も少し頑張った)
そして町の方では妖怪退治屋に加えて、翡翠以外の弥勒一家も大活躍、なのですが――その中で珊瑚が娘たちと作った新兵器・漆黒の飛来骨は、宙に浮いた梵字を突き抜けて飛んでいくエフェクトといい、バスタービームみたいなエフェクトで魑魅魍魎の群れを粉砕していく様といい、何だかほとんどスパロボみたいな突き抜けぶりです。
そんな中、尋常でない深手を負いながらも理玖はりおんとともに産霊山に向かいます。そこでりおんが父・麒麟丸を倒す切り札として想定していたのは、吸妖魂――そういえばとわの斬星剣は吸妖魂の「根」なので、本体もあるはずです。そしてその力を現出させるためにりおんが使ったのは、理玖がかつてとわからもらったリンゴの種。まさか今まで持っていたとは、いやここで役に立つとは、という感じですが、りおんが産霊山の奥地で植えた種はたちまちに生い茂り、そして透き通り輝くリンゴの実が……
さて、現代では戻ってきた希林の指示で、とわとせつながそれぞれの技で瘴気を吹き飛ばし、そして三姫が妖霊星の本体を削る、というゲームのボス戦のような段取りとなったのですが――最初の二段階まではうまくいったものの、仮にも「星」とつくものを殴ってもさすがに無理がありすぎたか、ほとんど全くダメージを与えられないうちに、妖気バリアは復活してしまうのでした。
しかし妖気とくれば――とここで予想通り頑張ってしまうのがとわ。斬星剣でギリギリのところまで妖気を吸い取り、それを相手に叩き返すという豪快な大技にチャレンジ、見事妖霊星にダメージを与えてみせます。しかしその影響は大きく、辛うじて復活をしたものの、一時は目玉グルグル状態に……。そしてそんなとわたちの頑張りに感動して、ただでさえ高いテンションが異常に上がった希林先生は、なんかもうドラゴンボールのような動きと作画で妖霊星に突撃、何だかよくわからないうちに動きを止めるのでした。
さて、一段落ついてりおんのことを三姫に聞いてみれば、とっくに死んでいたと聞かされ、ちょっとコワいタッチで愕然とする希林先生。そこで何だかマズいスイッチが入ってしまった希林先生は、自分が麒麟丸を倒して戦国時代の妖怪を根絶やしにしてくると宣言、そのために妖霊星を戦国時代に持ち去ると言い出すのでした。そして本体が強引に開けた時空の穴に、妖霊星を引っ張りながら飛び込む希林先生ですが、その時に三姫に「あなたたちはお目こぼししてあげます」と何やら不穏なことを……
そして戦国時代に帰還した希林先生ですが、妖霊星を連れてきたものだから時の穴を無理やりぶち抜くことになって、その煽りで時の風車は粉砕(ご母堂様は大丈夫?)、さらに魑魅魍魎が溢れ出す羽目に。そしてこれまで散々スルーしてきた本体のところにシレッと帰ってきた希林先生は(怒った本体にぶん殴られたりしましたが)、現代で撮影してきた世界各地の風景をりおんへの土産として持ち出した上に、持ってきた妖霊星を爆星剣でぶっ壊せばいいと麒麟丸に言い出すのですが――しかしこれはどういうつもりなのか?
そして希林先生が行った後になって、根絶やしにされる妖怪の中に自分たちの親が含まれると気付き、慌てて阿久留の風車のところまで戻る三姫。しかし時代樹に刺さっていた風車は既にボロボロになり、地面に力なく落ちていて――というところで次回に続きます。
何だか希林先生がいなかったらどう考えても現代の方は詰んでいたのでは、というくらい文字通りすべて持っていくことになりましたが、その異常なテンションのまま、終盤では謎の行動を取ることになります。どうやら妖霊星――というよりその中に眠る本体を利用するつもりのようですが、ここまで来てまさかの希林先生がラスボス候補に? さすがに可哀想なのでそろそろ麒麟丸にも大妖怪としての貫目を見せていただきたいものです(本当に株暴落しっぱなしなので……)
関連サイト
公式サイト
関連記事
『半妖の夜叉姫』 第1話「あれからの犬夜叉」
『半妖の夜叉姫』 第2話「三匹の姫」
『半妖の夜叉姫』 第3話「夢の胡蝶」
『半妖の夜叉姫』 第4話「過去への扉」
『半妖の夜叉姫』 第5話「赤骨御殿の若骨丸」
『半妖の夜叉姫』 第6話「古寺の猫寿庵」
『半妖の夜叉姫』 第7話「林檎の出会い」
『半妖の夜叉姫』 第8話「夢ひらきの罠」
『半妖の夜叉姫』 第9話「冥王獣の冥福」
『半妖の夜叉姫』 第10話「金と銀の虹色真珠」
『半妖の夜叉姫』 第11話「人喰い沼の呪い」
『半妖の夜叉姫』 第12話「朔の夜、黒髪のとわ」
『半妖の夜叉姫』 第13話「戦国おいしい法師」
『半妖の夜叉姫』 第14話「森を焼いた黒幕」
『半妖の夜叉姫』 第15話「月蝕、運命の惜別」
『半妖の夜叉姫』 第16話「もろはの刃」
『半妖の夜叉姫』 第17話「二凶の罠」
『半妖の夜叉姫』 第18話「殺生丸と麒麟丸」
『半妖の夜叉姫』 第19話「愛矢姫の紅夜叉退治」
『半妖の夜叉姫』 第20話「半妖の隠れ里」
『半妖の夜叉姫』 第21話「虹色真珠の秘密」
『半妖の夜叉姫』 第22話「奪われた封印」
『半妖の夜叉姫』 第23話「三姫の逆襲」
『半妖の夜叉姫』 第24話「殺生丸の娘であるということ」
『半妖の夜叉姫』 第25話「天生牙を持つということ」
『半妖の夜叉姫』 第26話「海の妖霊」
『半妖の夜叉姫』 第27話「銀鱗の呪い」
『半妖の夜叉姫』 第28話「産霊山の結界」
『半妖の夜叉姫』 第29話「りおんという名の少女」
『半妖の夜叉姫』 第30話「退治屋翡翠」
『半妖の夜叉姫』 第31話「竹千代の依頼」
『半妖の夜叉姫』 第32話「七星の小銀河」
『半妖の夜叉姫』 第33話「魔夜中の訪問者」
『半妖の夜叉姫』 第34話「決戦の朔(前編)」
『半妖の夜叉姫』 第35話「決戦の朔(後編)」
『半妖の夜叉姫』 第36話「永遠にない場所」
『半妖の夜叉姫』 第37話「是露の想い」
『半妖の夜叉姫』 第38話「東雲の麒麟丸」
『半妖の夜叉姫』 第39話「親子の再会」
『半妖の夜叉姫』 第40話「三姫の脱出」
『半妖の夜叉姫』 第41話「阿久留のかざぐるま」
『半妖の夜叉姫』 第42話「崩壊する時の風車」
『半妖の夜叉姫』 第43話「暗転の舞台」
|
|
Tweet |
|
| 固定リンク
