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2023.10.08

11月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 ようやく秋らしくなってきたと思えば、もう今年も残りわずか。少しにぎやかになってきた11月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 さて、11月の小説でまず注目は、久々に第三弾登場の大正民俗伝奇ミステリ『奇譚蒐集録 鉄環の娘と来訪神』(清水朔 新潮文庫)。今回もタイトルからして民俗味濃厚であります(今回はできるだけ不幸な人が減りますように……)
 また、シリーズものの新巻では、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 抹茶の香る密室草庵』(山本巧次 宝島社文庫)、『日雇い浪人生活録 15 金の蠢動』(上田秀人 角川春樹事務所時代小説文庫)があります。

 また、単行本では『松籟邸の隣人 一の巻 青夏の章(仮)』(宮本昌孝 PHP研究所)が登場。戦国時代を得意とする作者ですが、本作は何と少年時代の吉田茂を主人公にしたミステリということで、非常に気になります。

 また復刊・文庫化では、気がつけばスーパーファンタジー文庫分も残り二冊となった『暗夜鬼譚 綺羅星群舞(仮)』(瀬川貴次 集英社文庫)のほか、『もういちど』(畠中恵 新潮文庫)が登場です。
 また、海外作品ではクトゥルー・ケースブックの完結編『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』(ジェイムズ・ラヴグローヴ 早川書房ハヤカワ文庫FT)が要チェックであります。


 漫画の方は、再アニメ化も快調な『るろうに剣心』の北海道編第9巻(和月伸宏&黒碕薫 集英社ジャンプコミックス)が登場。そのほか、文庫では『るろうに剣心 アナザーストーリーズ』(和月伸宏 集英社文庫コミック版)が刊行されますが、これは完結後に発表された作品が収録されるのでしょうか?
 そしてアニメ化といえば、この先アニメ化を控えた『戦国妖狐』新装版 第1巻・第2巻(水上悟志 マッグガーデンBLADEコミックス)、『青のミブロ』第11巻(安田剛士 講談社コミックス)、『逃げ上手の若君』第13巻(松井優征 集英社ジャンプコミックス)も刊行されます。

 また、ついに書籍版と電子版が同時発売?(あるいは書籍版が先?)の『あおのたつき』第12巻(安達智 コアミックスゼノンコミックスBD)、ずいぶん待った気がしますが『明治浪漫綺話』第6巻(音中さわき KADOKAWAあすかコミックスDX)も登場です。

 そのほかにも、続巻では『鬼切丸伝』第18巻(楠桂 リイド社SPコミックス)、『応天の門』第18巻(灰原薬 新潮社バンチコミックス)、『化け狐の忠心』第2巻(清音圭 白泉社花とゆめコミックス)、『前田慶次かぶき旅』第14巻(出口真人&原哲夫・堀江信彦ほか コアミックスゼノンコミックス)、『ZINGNIZE』第10巻(わらいなく 徳間書店リュウコミックス)、『無限の住人~幕末ノ章~』第9巻(陶延リュウ&滝川廉治ほか 講談社アフタヌーンKC)、『MAO』第18巻(高橋留美子 小学館少年サンデーコミックス)、『岩元先輩ノ推薦』第7巻(椎橋寛 集英社ヤングジャンプコミックス)、『天上恋歌~金の皇女と火の薬師~』第8巻(青木朋 秋田書店ボニータ・コミックス)が楽しみなところです。

 そして最後に、原作を踏まえつつ、全く異なる大団円を迎えた『暁の犬』第6巻(高瀬理恵&鳥羽亮 リイド社SPコミックス)は見逃せません。


 と、夏枯れを越えて実りの秋という印象の11月であります。



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